映画感想邦画

【感想】白夜行

雪穂の光って、本当は誰だったのかなあ…?
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どうもこんにちは、しろくまこです

映画感想

「白夜行」見ました

思ってた以上に面白くて、でも色々省略されてるんやろうなぁと気になって
原作もブッコフで買って読んでみました

分厚さにちょっとビビったけど、原作もとっても面白かったわー

おおまかなあらすじ

密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の死亡によって一応解決を見る。しかし、担当刑事の笹垣だけは腑に落ちない。加害者の娘で、子供とは思えない美しさを放つ少女・雪穂と被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司の姿がいつまでも目蓋の裏を去らないのだ。やがて、成長した二人の周辺で不可解な事件が立て続けに起こり、意外な関係が姿を現し始める・・・。 (c)2011映画「白夜行」製作委員会

youtubeより
白夜行
密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の死亡によって一応解決を見る。しかし、担当刑事の笹垣だけは腑に落ちない。加害者の娘で、子供とは思えない美しさを放つ少女・雪穂と被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司の姿がいつまでも目蓋の裏を去らないのだ。やがて、成長した二人...

ざっくりとした感想

映画版って結構うまく作られてたのですね
時間内に収めるために、大胆な人員整理とエピソードの組み換えがされてて、その割に原作の雰囲気は壊されてないし

笹垣=英一郎刑事も原作よりもコンスタントに登場してるので
これはサスペンスなんですよ、1つの繋がった事件なんですよ、というのが分かりやすくなってたと思います

ラストの演技がコテコテでちょっとうんざりしたけどね笑

堀北真希の棒…あ、いや抑えた演技も、本心が見えない雪穂にピッタリだったしね

ただ高良健吾の桐原亮司はイケメン過ぎるかな〜と
なんか、原作読む限り亮司ってちょいブサなイメージなんですが

だってさ、あんなにイケメンだったら絶対女たちが群がるやん?
闇に生きようと思っても、絶対女たちが放っておかないやん?
モテモテ充実ライフ送ってるうちに、普通に雪穂のこと忘れそうやん?ていう

でもちょいブサ亮司だったら、幼い頃の恋を大切に思い続け
汚れ仕事も厭わず、美しい雪穂を影で支えていたのに、最後に冷たく「知りません」と背中を向けられ…
もう、リアリティありすぎて涙なしでは見れませんよっ

レイプ被害にあった女の子たちも、あのちょいブサ亮司に…と思うと
可哀想過ぎるっ、雪穂と亮司、マジ鬼畜!となるわけですよ
雪穂と亮司がいかに非道く恐ろしい存在か、すごく分かりやすくなるわけですよ

別にそんな分かりやすさはいらないんじゃない?

ただ、原作ではソフトの偽造とかパソコンショップを経営したりとか
日の当たらない世界でも、そこそこ楽しく生きてるように見えた亮司が
映画ではそのエピソードをごっそり無くしたせいで、肉体労働とかで苦しい生活を送ってたような悲劇的な人物になってたので
確かに、美男美女にした方が正解かもです

観客もどっちかというとキレイなもの見たいしね
それに2人の罪を糾弾するための映画ではないのでね…

***ここまで読んでいただきありがとうございました***

分厚い…

そんなわけで 
しろくまこの評価は・・・8/10点です(`・ω・´)シャキーン
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一瞬で2時間サスペンス風に空気を変えてしまう船越さん…最後紅蓮次郎かと思ったぜ!

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