「重力ピエロ」見ました
原作は未読、例によって全く予備知識なく、なんの思い入れもなくみたのですが…これってどうなん…?
おおまかなあらすじ
遺伝子研究をする兄・泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春。
amazonより
そして、優しい父と美しい母。平穏に、そして陽気に過ごすこの家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった時、事件は始まる。謎の連続放火事件と、火事を予見するような謎の落書き(グラフィティアート)の出現。
落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。春を付け回す謎の美女と、突然街に帰ってきた男。
すべての謎が解けたとき、24年前から今へと繋がる家族の“謎”が明らかになる―

ざっくりとした感想
ぶっちゃけ気持ち悪かったです
なんだろう、この釈然としない感じ…本当にこれでいいの…?
ごめんなさーい!そもそもの設定が気持ち悪くて作品に入り込めませんでしたあ!
レイプ被害にあって妊娠しても、生むやつなんて誰もいねーよ!っていう
まあこれを否定したら話が始まらないんだけど、設定上「原罪」を負った子供が必要だったなら
例えば、母親が誘拐されてストックホルム症候群になってそういう関係になりました!
とかならまだ理解できて、作品に入り込めたかなあ
まあそうすると放火のする場所が作れないのか…(どんだけ誘拐せなあかんねん、ていう笑)
百歩譲ってその設定を受け入れたとして
それでも「生む」と決意した家族の葛藤とかが省略されすぎていて納得できないし、誰にも感情移入できない…
かろうじてお兄ちゃんには同情できるかな
邦画の、とりあえずキレイな映像ながせばオケってノリ…嫌いです!
放火とグラフィティアートの謎解きと、最後にわかる理由もえええ〜な感じだし
なんといっても殺人を犯したらちゃんと法で裁かれなきゃダメだろうと
殺されたのがどんなに悪いやつだとしてもさ
捕まってこそ、犯人に同情もするし作品としても余韻が残るんじゃないかなあ
映画を倫理的な観点から批判するのって、野暮だとは分かってはいても、モヤモヤするわよね!
てか、これすぐに犯人分かるやん…
これで捕まえられなかったら、警察無能過ぎィィィィ
まあ原作読んでないけどさ…
吉高由里子さんの無駄使い
余談ながらストーカーの「夏子さん」が
結局は話を早くすすめるための説明役でしかなかったのにもびっくり
吉高さんの無駄遣いだよー
正直同じ内容で「相棒」で作りなおしてもらって
最後に右京さんがちゃんと捕まえて、ふるふる震えながら断罪してもらいたい
***ここまで読んでいただきありがとうございました***
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