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【感想】死刑台のエレベーター

やっぱり悪いことはできないね
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どうもこんにちは、しろくまこです

silhouette photography of person standing near window 映画感想
Photo by Kaique Rocha on Pexels.com

ルイ・マル監督、ジャンヌ・モロー主演「死刑台のエレベーター」見ました

実はしろくまこ、若い頃(注意:今も若いけど)ヌーベルバーグの映画が好きで、漁るように観てました(もちろん今も好きよ)

ルイ・マルはヌーベルバーグとはちょっと違う気もするけど…

昔、ルイ・マルのドキュメンタリー見た時チラッと彼が写ってて、なかなかの男前でしたよ

おおまかなあらすじ

で、「死刑台のエレベーター」です
一回見てるんだけど細かい内容すっかり忘れてました!てへぺろ

社長夫人フロランス・カララ(ジャンヌ・モロー)と不倫関係にあるジュリアン・タヴェルニエ(モーリス・ロネ)
は、その恋愛を成就させるためにフロランスの夫を自殺に見せかけ銃で殺害する。
誰にも見られることなく逃走するが、その最中にエレベーターに閉じ込められてしまう。
一方、姿を見せぬジュリアンを探し、夜のパリを彷徨うフロランス。そして同じ頃、
ジュリアンの車を盗んだ若きカップル、ヴェロニク(ヨリ・ベルダン)とチンピラのルイ
(ジョルジュ・プージュリ)は郊外のモーテルでもう一つの殺人事件を犯していた・・・・・・。
(1958年製作/1958年劇場公開/フランス作品)

amazonより

で、改めてみて…やっぱりすごい良い映画でしたあ

映像、カコ(・∀・)イイ!!
音楽、もちろんカコ(・∀・)イイ!! →マイルス・デイビスが即興で付けたとか
内容もクールでカコ(・∀・)イイ!!
ルイ・マル25歳の時に初めて撮った映画だとは信じられないわぁ

不倫相手の夫を殺し、完全犯罪を企むものの
たった1つの失敗からエレベーターに閉じ込められることになり
状況はどんどんと悪化し、破滅に向かっていく…

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]
モノクロームのパリを彷徨う、物憂げな女がひとり―― ジャンヌ・モローの美貌とマイルス・デイヴィスの音が 見事に調和した、ルイ・マル奇跡の監督デビュー作。 不倫関係にある社長の右腕ジュリアンと社長夫人のフロランスは、邪魔者の社長殺害を計画。完全犯罪のトリックは成功したかに見えた。フロランスとの待ち合わせに急ぐジュリアンは...

ざっくりとした感想

主人公のジュリアンが可哀想で可哀想で…

逆にジャンヌ・モローの方には同情出来ないわよね

恋人に犯行を命令しといて一方的に電話を切るジャンヌ・モローに、二人の上下関係が見てとれるよね
でも夜のパリを彷徨うジャンヌ・モローの姿はさすがの貫禄と美しさでした

話に絡んでくる若いバカップルの方は、まじ死ねや!としか思いませんでした
若さ故の暴走とはちょっと違うもんね
(昔見た時は、どう思ったのか覚えてないけど、ここまで嫌悪しなかった気も…これが歳をとるってことか…)

フランスの警察ってどうも無能っぽいので、このまま真犯人を見つけられず
ジュリアンは関係のない罪で裁かれてしまうのか…と思いきや、最後、無事真相にたどり着いて良かった…

この映画、ジュリアンとジャンヌ・モローの恋人同士が一緒にいるシーンはないので
ラスト、二人で写っている写真がより切なく…
いや〜ホント傑作ですわ〜

***ここまで読んでいただきありがとうございました***

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