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【漫画】ゴールデンカムイ・246話「アイヌの偶像」【感想】

大義はあるけど正義はない
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どうもこんにちは、しろくまこです

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すっかり「ゴールデンカムイ」にハマってしまいましたあ!

ステイホーム期間中にやってた10巻分無料がきっかけで読み始めたんですが、続きが気になって気になってなんだかんだアプリで課金したりしつつ、最新話(247話)まで追いつきましたよ〜

おおまかなあらすじ

さて、気持ちを落ち着けるために気が向いたら感想など書いていこうかなあと思いたちまして
とりあえず最新話の一個前の話をメインに…

ゴールデンカムイ あらすじ(公式サイトより)

莫大な埋蔵金を巡る生存競争サバイバル!!
舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。
日露戦争という死線を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元兵士・杉元は、
ある目的の為に大金を欲していた…。
一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは、
網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった!!?
雄大で圧倒的な大自然! VS凶悪な死刑囚!!
そして、純真無垢なアイヌの少女・アシリパとの出逢い!!!
莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開けるッ!!!!

246話までのざっくりとした状況

知ってる方は知ってると思いますが
物語では、莫大な埋蔵金を巡って3つ(+1?)の陣営が競い合っている状況です

・杉元アシリパら主人公陣営…アイヌ惨殺の真相解明と幼なじみの治療費ゲットが主な目的
・鶴見中尉ら第七師団陣営…金塊を元手に北海道に軍事政権を樹立
・土方歳三ら寄せ集め?陣営…蝦夷共和国(少数民族らによる多民族国家)樹立

しろくまこは金塊争奪戦に関しては鶴見陣営を応援してまして…
でも立場とかやってることとか、どう考えても鶴見中尉には悲惨な末路しかないんやろなあ…とドキドキしちゃってます

その後の歴史を知ってる読者側からすれば、どの陣営も結局は目的を果たせないんだろうなあ…と漠然と思うのですが、まあ大きな幸せはなくとも、それぞれの小さな幸せが達成されるようなラストだったら良いですね

ところで、246話で土方歳三の目的が明言されて、アシリパさんは土方と組むことに決めたのですが…

246話の大まかな感想

土方歳三は、石炭を経済の基盤に、移民国家を樹立するそうですが…それこそ歴史を知っている読者からすれば炭鉱も多民族国家も未来はないと分かるんですが、当時の人間からすれば希望を見出したくなるようなプランだったのかな、と

ただ、まだまだ幼い(と言っていいと思う)アシリパさんを象徴として祭り上げようとするなんて、ちょっとヤベエと思いまして
女子供の兵士は要らないと言いつつも、結局はアイヌの為に、大義のために戦えと追い詰めている
いくら本人の資質や能力があったとしても、ローティーンの女の子を偶像として革命の前面に立たせるのは、大人としてあってはならないことじゃないかと…
若くて可愛い女の子に、大衆が喜んで食いつくのは理解できますが

ジョジョでも、徐倫が子供のエンポリオを「希望」として生かそうとしたように、子供を争いから守る大人がやっぱり正しい姿だと思うので(ジョジョ6部のラストは涙無しでは見れないわー/あ、しろくまこは漫画に関してはジョジョを基本に語ります笑)
そう考えると、アシリパさんを無垢な者として守ろうとする杉元は、やはり主人公らしい「正義」がある人物だなあと思うんですが、どうでしょうか?

あと意外だったのが、杉元は土方歳三の若い頃に似てるって話だったので
土方歳三は、杉元を気に入っている/目にかけている、と思っていたので、いきなり殺そうとするとは…汗

まあ、杉元はいずれ土方陣営と袂を分かつはずなので、その際どんな戦いになるか…楽しみに待ちたいと思います!

さて一方で「偶像」を破壊し続けている尾形さん、今回割りと軽いノリでアシリパさんを撃とうとしてましたが、どうも迷いが生じてきてるみたいです
ちなみにしろくまこが一番好きなキャラクターは「尾形百之助」さんです!カッコイイよね〜(人´∀`).☆.。.:*・゚

ロシア語が話せるという設定から、多分この後ソフィア(ロシアの革命家の女ボス)陣営に身を寄せると思うので、引き続き各陣営を混乱させて頂きたいと切に願います!笑

彼も悲惨な末路しかなさそうですが、意外と最後まで生き残って、時代的に満州とかに渡って生死不明…みたいなラストになるんじゃないかと予想してます

***ここまで読んでいただきありがとうございました***

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