「エマニエル夫人」見ました
シルビア・クリステル追悼で、イマジカで何回も放送してたので、ついつい見てしまいました
シルビア・クリステルさん、お顔も身体もキレイだったよ
でもこれ、エマニエルが性の喜びと自由に目覚める話ってなってるけど
むしろかなり悲しい物語じゃないかしら…汗
おおまかなあらすじ
外交官の妻のエマニエルは夫のいるバンコクへ…
エマニエルは夫と愛のあるセ○クスが出来ればいいと思う、ごくごくまっとうな感性の持ち主
ところが夫を初め、エマニエルの周りにいる人間は
誰とでもセ○クスしようぜー!セックルセックル!という考えの基地外ばかり
そんな奴らに何かと洗脳されそうになり、だんだん追い詰められていくエマニエル…
早く逃げろ…こんな所にいちゃいけない…
そんな中、エマニエルは周囲の誰とも違う自立した女性の考古学者のビーに惹かれます
で、思い切ってビーの遺跡発掘調査について行き、発掘のお手伝いをしたり、2人でキャッキャウフフしたり…
充実した日々を過ごすうちビーに愛してると告白してみると、なんと!
ビーはエマニエルを愛せないと、受け入れなかったのだ!うっそーん!!
夫のもとに帰る傷心のエマニエル
そんなエマニエルを夫は性の伝道師マリオ(胡散臭いジジイ)に売ってしまうだ!!
どうなるエマニエル!?
失恋してしまい、すっかり弱っているエマニエルに
性とは何か、いかにもそれらしいことをいって洗脳しようとする色キチマリオ
それは詭弁だ!
騙されるな、エマニエル!
…というしろくまこの叫びは届かず
エマニエルはマリオの策に嵌り、かなりひどい目にあって、とうとう精神を崩壊させてしまう…
最後に見たことのない濃いメイクをして心を隠したエマニエルの姿に
「心の愛を求めたけど、見つかったのは体の愛だった…」的な歌詞がかぶさって…
ざっくりとした感想
ひっどー!めちゃめちゃヒドい話じゃないですかー
なにが性の悦びだって感じよね
性の自由とか悦びに目覚めたんじゃなくて、レイプされて心が死んでしまったとしか思えない…!!
正直「自由=フリーセックス」という短絡的な考えの時代だったからこそ
拍手喝采された作品なんだろうなーって感じです
でもね、今の時代、高い倫理性を保った上での精神的な自由が求められていくと思うのね
意識高い系な発言でアレなんですが
なんつーか、後世に残したい名作ではなくて、時代の徒花的な作品ですな…
続いて「続・エマニエル夫人」も見たけど
こちらは心を無くしたエマニエルが出会った人々とやりまくり〜の、いたいけな少女を弄び〜の、と
刺激的だけどあまり内容のない作品でした
1作目だけで十分かな?
どちらも映像と音楽は素晴らしくキレイで良かったんだけどね
ただタイや香港の人々がことごとく土人に描かれてて、そこは東洋人的にはちょっとイラッとポイントです
ま、そういうのが大丈夫だった時代なのでしょう
***ここまで読んでいただきありがとうございました***
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