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【感想】不思議惑星キン・ザ・ザ

クゥー!
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どうもこんにちは、しろくまこです

映画感想

ソ連のカルト映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」見ました

おおまかなあらすじ

地球以外の惑星にワープしてしまった2人の男が、地球に帰るため四苦八苦するカルトSF映画。ナンセンスなストーリーとローテクなムードが全編に漂う本作が、秘密警察に代表される固くて暗いイメージの旧ソ連で作られていたことに驚かされる。監督は、デビュー作『SERYOZHA』がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭グランプリを受賞した旧ソ連映画界の実力者ゲオルギー・ダネリヤ。どんな言葉も「クー」の一言で表現する異星人の不思議なキャラクターは必見。
(C)Mosfilm

youtubeより

街中で変な異星人に出会ってしまった2人の男が突然砂漠の星にワープしてしまい
何とかして地球に帰ろうと悪戦苦闘するお話

これを見ると旧ソビエト連邦の奥深さが分ります
当時、東側で一体何が行われていたんだ…(;´Д`)
なんてね

不思議惑星キン・ザ・ザ(字幕版)
妻に頼まれて街へ買い出しに出た建築家マシコフ、そこに「あのひとがヘンなことを言ってます」と学生ゲテバンが助けを求めてきた。浮浪者のような風態のは、自分は別の惑星からきた者で、自分の星に帰りたい、とふたりに懇願する。そんなうさんくさい話は信じないマシコフは、男が待っていた”空間移動装置”のボタンをうっかり押してしまう。と...

ざっくりとした感想

ロシアがウクライナに侵攻して以来、ロシアに関するものはとにかくダメ!みたいな空気になって久しいですが、なにも人文・芸術方面まで拒絶しなくても…と思いつつ、声に出して言うのもまあ難しい世の中ですね

さて、そんなわけで「キンザザ」です

旧ソ連時代は検閲が厳しかったため、当時の作家たちは検閲をかいくぐりながら表現をしていったおかげで、芸術方面のクオリティがすごい上がったとか

クソ映画の金字塔みたいなこの「キンザザ」にも実は政権批判みたいなのが隠れてるのかもしれませんね、知らんけど

そういうことを考えながら見るのも良いし、何も考えずに見るのも楽しい映画だよ

流行りの異世界転生ものっぽいしね

不思議惑星にとばされてしまった主人公たちが、異星人と交流するんですが、異星人たちは「クゥー」のひと言ですべての会話を済ませてしまうなど、全編にわたってゆるい雰囲気で楽しめます

「クゥー」にも色んな意味があって、途中で解説されたりするのでなんかそれも楽しいです

ちなみに最悪の罵り言葉は「キュー!!」よ

音楽の使い方もなかなかに洒落てるので、結構、かなりオススメ映画です

***ここまで読んでいただきありがとうございました***

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