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【感想】悪人

感動…できる?
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どうもこんにちは、しろくまこです

映画感想

妻夫木聡主演「悪人」見ました

例によって原作は未読、映画の予備知識なしです

おおまかなあらすじ

土木作業員の清水祐一は、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。
馬込光代は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。
しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった ――。
光代はそんな祐一の自首を引き止め、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。
やがてその逃避行の波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいく。
なぜ祐一は人を殺したのか? なぜ光代は殺人者を愛したのか?
引き裂かれた家族の運命はどうなるのか?そして、いったい誰が本当の“悪人”なのか?

amazonより
悪人
芥川賞作家・吉田修一の最高傑作を、李相日監督が渾身の映画化。主演の深津絵里がモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞、作品も2010年度キネマ旬報ベストテン第1位に選ばれた傑作。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人...

ざっくりとした感想

この映画のタイトルって
「人を殺した悪人に見えるけど、本当は良い奴なんだよ」
という意味か
「家族の面倒をみたりして良い奴そうに見えるけど、本当は人を殺した悪人なんだよ」
のどちらなんでしょうね

申し訳ないけど、後者を支持!

なんか、この映画気持ち悪かったわぁ
人を殺しておいて次の日普通に仕事したりして…薄ら寒いというか
妻夫木くんが犯人だとこちらは知ってるから、その辺不気味さ倍増…

まあ実際の殺人犯てそんな感じなのかもね

なんとなく映画の方向性として、一番悪いのは岡田君では?と観客を誘導したい?みたいですが
実際悪いのはどう考えても殺人を犯した妻夫木君であって、岡田君はいけ好かないやつではあるけれど、悪人という程ではないような

それに満島さんがウザい女の子で、殺されても仕方がない的扱いだったけど、深っちゃんの方も結構同じベクトルのウザさだったし…汗

でも一方は殺され、一方は一緒に逃避行て…
なんか満島さん哀れだったわ~

出会っていきなりホテルにいって、それで本当の愛って頭悪すぎ…
まあ、色んなもんこじらせちゃってそうなっちゃうのはあり得るとしても、犯行を告白されたら、そこでまず自分の身の危険を感じるのが普通なような
犠牲者は出会い系で知り合った、自分と同じ立場の女の子なんだしねー

それに妻夫木くんは深っちゃんと先に出会えなかったことを悔やんでて、人を殺したことを謝罪してるわけではないよ
柄本父は怒りを向ける相手を間違ってるし、なんか変な話

正直主題がどこにあるのかよくわからない映画よね

「重力ピエロ」の時もそうですが、映画を通常の倫理観で論じるのは野暮な気もしますが、殺人犯をいい人っぽくして感動路線に持っていくのはちょっと違うよなーと

***ここまで読んでいただきありがとうございました***

原作…読むことないんだろな

そんなわけで 
しろくまこの評価は・・・4/10点です(`・ω・´)シャキーン
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それほど悪くないのに極悪人にされてしまった岡田将生くん(´・ω・)カワイソス

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