漫画・アニメ感想

【漫画】ブラッククローバー【感想】

すべての道はJOJOに通ず
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どうもこんにちは、しろくまこです

漫画・アニメ感想

アプリで○○巻分無料!…とかやってたので「ブラッククローバー」と「僕のヒーローアカデミア」読んでみました
どちらも同じくらい面白かったけど、しろくまこ的には「ブラッククローバー」の方が読みやすかったです

多分、ファンタジー的物語とかキャラデザインとかギャグのノリとか、少女漫画的で馴染みやすかったからかなーなどと
少女漫画?って疑問に思うかもしれませんが、恋愛ぽい描写多めだしなんとなく「花とゆめ」とかに連載されてても違和感なさそうじゃありません?

でもネットとか見ると、圧倒的に「僕のヒーローアカデミア」の方が人気なんですねー
まとめサイトとか見ても記事数が全然違う…笑

まあ確かに、正直分からんでもない
いざ「ブラッククローバー」の感想を書こうと思っても、面白かった以外の言葉があんまり出てこないというか…ははは
絵の見やすさとか構図、セリフ回しなど、割と高レベルで安定してるけど、その分話の展開がパターン化してて可もなく不可もなし…て感じかなーと

「僕のヒーローアカデミア」の方はツッコミどころというかスキが結構あるのでその分話題にしやすいような
面白いんだけど、ところどころセリフの意味が分からなくて「んんん???」ってなることが多くて(しろくまこの日本語能力が衰えたのかなぁ…とちょっと不安になったりしたんですが、ネットで検索すると皆同様に「ん?」って感じてるみたいで…)作者の言語感覚がちょっと独特なんでしょうね~(;´∀`)

あとは作家性…みたいなところでしょうか?
無料部分しか読んでないので誤解もあるかもですが、なんとなく「僕のヒーローアカデミア」の方が作者の思想や哲学…みたいなのを強く感じる気がしますね
「ブラッククローバー」の方は、少年バトル漫画の表層をすごい速さで駆け抜けてるようなイメージです
どちらが良い悪いとかではなく
ジョジョでいったら、1~3部がブラクロで、4~6部がヒロアカなイメージです、分かりますかね、この感覚…笑

…て、なんかジョジョですべてを語れる気がしてきたー

ヒロアカとの違いをちょっと分析してみた

同時に読んだってこともあって、ついついヒロアカと比較してしまうんですが

両者は同じジャンプのバトル漫画なのでぱっと見似たような作品に感じますが、よくよく読むと全然違ってて
ヒロアカは多分「一人の少年(デク)の成長」を描こうとしてて、一方ブラクロは「物語」そのものがメインなのかと

アスタは1話の時点で既に(人格的にも能力的にも)完成されていて、もう話の中で成長は描きようががなく(※この場合の成長とは精神的な部分で、バトルの経験値ではないですよ)
そういう完成された主人公の場合、成長するキャラはライバル辺りが担当するんだろうけど、ユノの方ももう完成されてるので、成長部分は主に黒の暴牛メンバーが担当してますね、特にノエル

登場人物の成長がそれほど重要なモチーフではないからか、キャラクターの掘り下げもキャラ同士の関係性の中で済ませているので、キャラにハマるタイプの読者にはそれ程ウケは良くないんじゃないかな~と思います

しろくまこは物語そのものが気になる方なので、ブラクロはすごく面白いんですけどね

ファンタジー作品の共通するテーマというか一番の目標て「その世界の秘密を解き明かす」ことだと思うんですけど
ブラクロはその秘密を解き明かすためにものすごい速さで展開してるのかな、と

一応「魔法帝になる」という目標設定がされてるけど、実際に魔法帝になれるかどうかはそれほど重要じゃないんじゃないかな?って感じます

真っ直ぐで理想的な主人公であるアスタの中に悪魔っぽいものがいて、まあそれも正直ありがちな設定ではあるんですが「その存在とどうやって折り合いをつけていくのか」がこの漫画のオリジナリティを追求できる部分だと思うので、がんばって欲しいな~と思います

まあまだ無料部分の途中までしか読めてないので、この先どうなってるか知らんけど…

まとめ

ヒロアカはデクがたくさんの失敗を繰り返し迷いながら物語が進んでいくけど
アスタはバトルでも人間関係でも失敗することはまずなくて、常に人々を先導しながら突き進んでいく英雄として描かれてる…

そう、ブラクロはいわゆる英雄譚なんですよ

そういえば荒木先生もなんかのインタビューで「ジョジョは3部までは神話で、4部からは人間の話」的なことおっしゃってたような(うろおぼえ)

すべてがジョジョにつながっている…!!

***ここまで読んでいただきありがとうございました***

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