「風の谷のナウシカ」見ました
コロナ禍で新作映画の上映が延期になる中、話題になった劇場公開中のジブリ映画、時間があったので見に行ってきました
「風の谷のナウシカ」ってテレビでは何回もみてますが、劇場ではさすがに見たことなかったので、今回見ることができてめっちゃ良かったです!
大画面で見る「ナウシカ」は感動マシマシで、なんが無駄に泣きながら見てました
テト、ガブー!怖くない怖くない… →(´;ω;`)ブワッ
そのもの青き衣をまとい… →(´;ω;`)ブワッ
汚れているのは土なんです! →(´;ω;`)ブワッ
…とこんな感じで、序盤から意味の分からないポイントで涙をダラダラ流しながら…笑
多分歳のせいね…
でもソーシャルディスタンスのお陰で、前後左右の席が空けられてるので、いくら泣いても周りを気にせずいられて超快適でした
正直コロナが収まっても、映画館はずーっとこんな感じでソーシャルディスタンスってて欲しいなあ…
まあそうすると一回の上映あたりの売上がきつくなるんだろうけど…
いかにユパさまが理想の男性像かについて
ジブリ映画史上、いや、もっというと全てのアニメにおいても、ユパさまって最高の理想の男だと思うわけです
腐海一の剣士で(強い)思慮深く(賢い)皆に慕われ(人望・カリスマ性)腐海の謎を解くため旅を続け(飽くなき探究心・少年のような心)
あのやべえ世界において、ユパさまの側にいれば生き残れるに違いないという絶対の安心感
ナウシカも「ユパさま一人放り込んどきゃなんとかなるやろ…」の精神で、トルメキア兵にほぼ制圧されてるペジテの船にユパさま投げ入れて風の谷に帰る鬼畜采配
ま、実際になんとかしてしまうユパさまなのですが…
もうそこらのイケメンキャラじゃ到底太刀打ちできないじゃないですかー
宮崎駿監督もきっと自身の理想像をユパさまに投影してると思うわぁ
映画では出なかったですが、原作で途中からユパさまと一緒に旅をするケチャ?に感情移入しながら読んだものですよ…
ナウシカって凄すぎて、憧れはしても、とてもじゃないけど感情移入・自己投影できないキャラじゃないですか
その点ケチャってちょうどいい塩梅のキャラだったなあと笑
ところで先ほどチラッとウィキペディアを覗いてみたところ、ユパさま45歳だとか…
_人人人人人人人人人人人_
> ユパさま45歳!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
思想性とエンタメ性が、バランス良く保たれてる作品
今はどうか知らないですが、当時の宮崎駿監督ってぶっちゃけ共産主義者じゃないですか
十数年前に「未来少年コナン」をまとめてみた時に、前半はボーイミーツガールな冒険活劇としてめっちゃ面白かったのに、途中から(ラーナの国に行ってから)「働かざる者食うべからず」なイデオロギー(というか共産主義的共同体幻想みたいなの)が前面に出てきて、どんどんつまらなくなっていったなーという印象があって(あくまでも個人の意見ですよ〜)
でも「ナウシカ」では、エコロジーや反戦といった思想を説きつつも説教臭くなることもなく、見事にエンタメ作品として昇華してるなーと、改めて感心しました
「ナウシカ」みたらほんと戦争あかんわー地球大事にせんといかんわーって素直に思うものね笑
原作は後半にちょっと思想性が強くなって、ん?てところもあるけどね
映画は、キャラクターや話の面白さ、分かりやすいテーマ、印象的な音楽…とかあらゆる点でクオリティが高くて、やっぱなんだかんだいって「風の谷のナウシカ」が宮崎駿作品最高峰だなーと思います
しかし宮崎駿監督て
戦争反対ーとか言いながら、武器やバトル描写が大好きだったり
共産主義者のくせに、ヒロインのほとんどは王族などの高貴な血筋…だったり
色々矛盾してますね
まぁその矛盾が魅力だったり
あとみんなが平等な物語なんてクソも面白くないしね!
***ここまで読んでいただきありがとうございました***
コメント